2012年12月07日
トラックをつくる その5
先日は別の車輌メーカーと打ち合わせ。
担当の方も積極的で面白い。
また違った発想や提案も生まれるので
やはり、別の視点から見るのも大事ね。
そして、窯を設置する以上、どうしてもある程度の
荷重がピンポイントにかかってくるため
架装メーカーが検討しやすいように窯の形状をメーカーへFAX。
什器も再度見直し、チカラがリスト作成。
水は基本現地調達なのでマイナス100kgでも約2.3トン(まだ調整可)
今のところ、冷蔵車からウイング車への変更で減トンの4.1トン。
約6.4トンなので、車内改造に差し引き約1.6トンの割合(未だ検討中でみえてこない)
併せて、先日の山宮さんとの打ち合わせでみえた内装の形状から
箱の有効内寸を踏まえ、まずはイメージのラインを鷺谷さんとひいてみた。
みかんのように金属の表面自体に柔らかな表情があるので
あまりラインを鋭角に絞る必要もないなあ、など言いながら
少しずつ線を変えていき、最終的にはスゥっと
縦にのびたようなラインに落ち着く。
絵にはないけど、アクセントで真鍮も使いながら
浮いてるような、昇るような効果も出したいなと。
で、トラックをつくるおおまかな流れ。
①車輌メーカー:ベースとなる車種の選別、エアサスやらオプションの検討
②架装メーカー:ウイング車(現在)での転角(転倒角度)や重量の検討依頼。決定後、箱の架装。
①+②はセットで、まずは納車。
そこから
③改造メーカー:室内鉄鋼、ガラスもしくは樹脂部の製作、施工。
③の施工中に工程を逆算し、④+⑤
④鷺谷さん:かまどを支える内部鉄鋼部の製作。外装の金属の鍛金、加工製作。
⑤山宮さん:材料を事前に船で搬入し、来沖。場所を確保しかまど製作。
サクッと書いてますが、④、⑤の仕事もヤバイです。
④+⑤で最終的にフォークリフトで車上で据付。
③、④、⑤完成後、陸運局にて車輌登録。
保健所にて自動車営業許可、取得後に営業開始。
屋外であっても、このクオリティを届けたいです。
で、県内で改造できる業者がごく限られており
現在、多忙なため、若干③の部分で足踏み状態。
製作期間、工程がみえるまでは、①から⑤まで同時並行して進めていかなければ、
借り入れのタイミングも含め、GOサインが出せない。
しかし、その間に別の部分では熟考を重ね、仕上がりの精度を高めていかないと。
何度か提案があって、NOと言っていた
シャシーを切り込み、お客様と目線を合わせるための
ステップも、昨日ひろせさんと喋ってたら
外付けのステップでもかっこよく作れるかなと思えてきた。
タラップでも単純なハシゴじゃなく、右横から上り、
中間踊り場で商品を受け取り、そのまま左横から降りていく。
振り返らないOne way式。後続のお客さんもそのまま昇る。
僕と今村君の中ではヒット中。
時間があると意味のない意固地な部分も溶けてくる。
柔らかに、軽やかに。
「気球」
担当の方も積極的で面白い。
また違った発想や提案も生まれるので
やはり、別の視点から見るのも大事ね。
そして、窯を設置する以上、どうしてもある程度の
荷重がピンポイントにかかってくるため
架装メーカーが検討しやすいように窯の形状をメーカーへFAX。
什器も再度見直し、チカラがリスト作成。
水は基本現地調達なのでマイナス100kgでも約2.3トン(まだ調整可)
今のところ、冷蔵車からウイング車への変更で減トンの4.1トン。
約6.4トンなので、車内改造に差し引き約1.6トンの割合(未だ検討中でみえてこない)
併せて、先日の山宮さんとの打ち合わせでみえた内装の形状から
箱の有効内寸を踏まえ、まずはイメージのラインを鷺谷さんとひいてみた。
みかんのように金属の表面自体に柔らかな表情があるので
あまりラインを鋭角に絞る必要もないなあ、など言いながら
少しずつ線を変えていき、最終的にはスゥっと
縦にのびたようなラインに落ち着く。
絵にはないけど、アクセントで真鍮も使いながら
浮いてるような、昇るような効果も出したいなと。
で、トラックをつくるおおまかな流れ。
①車輌メーカー:ベースとなる車種の選別、エアサスやらオプションの検討
②架装メーカー:ウイング車(現在)での転角(転倒角度)や重量の検討依頼。決定後、箱の架装。
①+②はセットで、まずは納車。
そこから
③改造メーカー:室内鉄鋼、ガラスもしくは樹脂部の製作、施工。
③の施工中に工程を逆算し、④+⑤
④鷺谷さん:かまどを支える内部鉄鋼部の製作。外装の金属の鍛金、加工製作。
⑤山宮さん:材料を事前に船で搬入し、来沖。場所を確保しかまど製作。
サクッと書いてますが、④、⑤の仕事もヤバイです。
④+⑤で最終的にフォークリフトで車上で据付。
③、④、⑤完成後、陸運局にて車輌登録。
保健所にて自動車営業許可、取得後に営業開始。
屋外であっても、このクオリティを届けたいです。
で、県内で改造できる業者がごく限られており
現在、多忙なため、若干③の部分で足踏み状態。
製作期間、工程がみえるまでは、①から⑤まで同時並行して進めていかなければ、
借り入れのタイミングも含め、GOサインが出せない。
しかし、その間に別の部分では熟考を重ね、仕上がりの精度を高めていかないと。
何度か提案があって、NOと言っていた
シャシーを切り込み、お客様と目線を合わせるための
ステップも、昨日ひろせさんと喋ってたら
外付けのステップでもかっこよく作れるかなと思えてきた。
タラップでも単純なハシゴじゃなく、右横から上り、
中間踊り場で商品を受け取り、そのまま左横から降りていく。
振り返らないOne way式。後続のお客さんもそのまま昇る。
僕と今村君の中ではヒット中。
時間があると意味のない意固地な部分も溶けてくる。
柔らかに、軽やかに。
「気球」
Posted by daisuke. at 14:28│Comments(0)
│The SCARPETTERS TRUCKをつくる