トラックをつくる その2

daisuke.

2012年11月10日 11:46

そして先日11月1日、保健所の担当の方より連絡があり
県の了承がおりて、車検をパスし、公道を走れるので
あれば、あとは自動車営業の施設基準さえ満たせば
営業許可に問題はないとの回答をいただく。


それを受け、さっそくBACARの窯も作っていただいた
東京の山宮さんへ今回の計画を話し、ぜひまた窯を作って欲しいと
お願いすると、二つ返事で快諾いただいた。
それ以上にこの計画をすごく喜んでくれてるようで嬉しい。

後日スタッフに言われて気づいたのだけど
山宮さんがBACARの窯の補修のために
東京から沖縄へ駆けつけてくれたのが去年の11月1日。

保健所からの電話を切ったあと、すぐに窯のオーダーで
電話したのが、今年のちょうど11月1日。
ジャスト1年のその日に運と縁を感じずにはいられない。









その日の夜の営業中に外にでてバカールのエントランスを
眺めながら、ずーっと窯のことを考えていると
すぅっとあるフォルムが頭の上に降りてきた。






今まではBACARの顔でもある倉田さんの作品であったり
現役、移動式窯プロトタイプ1号は男らしさを象徴する
無骨な鉄製の外装を全面におしだしてきた。


けれど、今回は何しろ重量制限という縛りがある。


そこで、今までと違う軽やかな有機的で柔らかな
ひと昔前の時代が想像、描いていたような近未来的な
けどどこか記憶にある懐かしいような
一言でいえば「気球」のようなフォルムが浮かんだのかもしれない。


また、今までと同じことをしたくないという
気持ちの現れでもあるのかもしれない。

浮遊する、旅する、縛られないカタチ、イメージ。






「ひらめき」






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